人対人

美容業界に入って半年。

まだまだこれからな私が感じたことは、接客業への印象。

接客業の印象は今まで、気を遣ってへこへこして自分の本心を隠して謙虚にお客様が神様で、、みたいな印象でした。だから毎日疲れて大変だと思っていました。

ここ半年で接客業とは、店員対お客さんであり、人対人の関わりなんだと思いました。

はじめましての人とコミュニケーションをとりながらイメージを伝えあって完成させる髪型。

はじめましての人の頭に触れること。

特殊な仕事だと思います。

また同業者の父は、「刃物を扱うには信頼されていないとダメなんだよ」といわれました。

確かに、「この人大丈夫かな」と思う人に刃物を扱われることは怖いですよね。

そういう意味では、美容師という仕事は多くの人から信頼を得られる仕事だと思いました。

多くの人と心を通わせるためのツールとして美容師という職業があると思いました。

接客業とは人対人だと感じた理由は、お客さんがリピートしてくれるたびに会話の内容もよりプライベートな話になっていったりするからです。自分と年の近い人は自分と同じような共通点があったり、逆に年の離れた人や性別の異なる人と話すときは、「そういう感じ方もあるんだなあ」と思います。また、いろんな職業の方と接することが出来てとても面白いです。ほんとにいろんな人がいるんだとこんなに実感できる職業はないと思います。

例えば私は今まで結婚することが普通だと思っていましたが、お客さんの中には、独身でも海外にたくさん旅行に行ったり自由で楽しそうな人がいますし、はたまた結婚したけど離婚してシングルマザーで4人の子供を育てているパワフルな方もいます。自分たちの親くらいの年代の人で、結婚せずにカップルとして幸せそうな人もいるし、20くらい年の離れた人と再婚して幸せだけど、昔から絶えず4人くらいと同時に不倫してて再婚したからってやめられないから、今も不倫してるよって方もいます。

ほんとに人の数だけ価値観があって、自分にとっては悪でも他の人にしたら正しいこともあるんだと感じます。

逆も然りですけどね。

自分にとっての普通は他の人にしたらあり得ないことだってあるんだと思います。

だから人間関係って面白いですよね。

私は友達が多くないです。だけど、別にそれでいいのかなって思います。

人間関係は季節が変わるように変わっていくと言います。

切ないこともあるけど、自分のステージや相手のステージが変われば仕方のない事かなと思います。

また、変わることでまた違う人とも巡り合うことが出来るし、自分にとって必要な人なら一回離れてもまた巡り合うことが出来ると信じています。

美容師という仕事に就いて、社会人になって、人間関係について考えることが増えたので書いてみました。

23歳まだまだこれからですね。

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この記事を書いた人

剣道人生から美容師へ
23歳女の美容師ブログ

多くの人から必要とされる存在に
私が一流美容師になるまで。

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